2018年1月度 衛生委員会からのお知らせ

 

1月度のテーマは「突然死について」です。

皆様に置かれましては、是非とも健康に
留意いただき、業務に努めていただきたいと
考えております。

ご安全に!!

突然死について

                                     平成301月度

                                     衛生委員会資料 

                                     産業医 山元俊行

 

<<定義>>

症状が出現してから24時間以内に死亡に至ること。死因が特定できるものと、原因不明のものがある。

※外因死(自殺、他殺、事故、自然災害等)を除く。

日本では、年間約10万人の突然死が発生している。40才代以降の男性に多く、就寝中に発生しやすい。

 

<<原因となる主な疾患>>

・心筋梗塞(虚血性心疾患)  ・不整脈       ・脳梗塞              ・脳出血

・くも膜下出血              ・消化器疾患

 

<<突然死のリスクを知る>>

心筋梗塞や脳梗塞・脳出血は動脈硬化が主な原因です。くも膜下出血は脳動脈瘤や脳動静脈奇形が

破裂して発症します。

 

<<動脈硬化のリスク要因>>

  糖尿病、喫煙、脂質異常症、家族歴、肥満、高血圧、ストレス など

 

毎年健康診断や人間ドックを受け、リスクの有無を確認しましょう!家族歴(※4)がある方、複数のリスクがある方は、さらにオプション検査も医師に相談してみましょう。◆心臓CT検査◆頚動脈エコー◆頭部MRI検査 など

 

<<突然死のリスクを減らす>>

家族歴以外のリスクは、生活習慣の改善で減らすことができます!

①定期健康診断を毎年受ける。

②健康診断で異常があった場合は、必ず受診・精密検査・再検査を受ける。

③心身の不調を感じたら、ぎりぎりまで我慢せず、早い段階で産業医・産業保健師もしくは主治医に相談をする。④禁煙をする。

⑤食事は塩分・脂質を控え、バランスよくとる。

⑥適度な運動も取り入れるよう心掛ける。(目安:週230分以上)

⑦入浴は40度程度のぬるめのお湯にゆっくりつかる。

⑧十分な休養・睡眠をとる。

⑨自分にとって最適なストレス発散方法をみつける。

 

<<企業が行う従業員の健康管理>>

①定期健康診断の受診率100%を目指しましょう。

②健康診断結果に問題がある従業員には、きちんと受診・精密検査・再検査を受けるように対策をしましょう。

特定保健指導の活用も効果的です!

③残業時間を削減し、有給休暇の取得を促進しましょう。  ハイリスク(高血圧・脂質異常症・肥満・糖尿病などがある)な従業員は、特に過重労働が突然死に結びつきやすくなります。

④産業医による保健指導/過重労働面談を実施しましょう。

⑤突然の体調不良へ日頃から備えましょう。救急対応フローの作成・周知、救急用具/AED設置場所の周知、

救急救命講習会の開催を行うこともおすすめです。