衛生委員会資料従業員 各位
日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。
5月度の衛生委員会の資料になります。
5月度のテーマは「五月病について」です。
皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、
業務に努めていただきたいと考えております。
ご安全に!
令和元年5月度
衛生委員会資料
産業医 山元俊行
五月病について
五月病とは、主に新入社員の方が、ゴールデンウィーク明け頃に心身の不調を訴えることを言います。
心身の不調例…
・体の不調:疲れやすい、朝起きられない、食欲がない、めまい、頭痛、腹痛、便秘
不眠、動悸、疲労感 など
・心の不調:焦燥感、イライラ、無気力、不安、思考・判断力が落ちる
興味・関心が湧かない など
原因として、就職という大きな環境の変化によるストレス・緊張・不安等
張り詰めた状態で溜まった疲れが、長期休暇で一気に出てきてしまいます。
「五月病」というと、新入社員なら誰しも通る道では?と思われる方もおられますが、
長引く場合は、「適応障害」という立派な病名がつきます。
特に職場では、新入社員という立場上、なかなか上司へ相談できずに症状が悪化する
ケースも多くみられます。大切なのは、上司の方から部下の異変に気づき、症状が悪化
する前に対応することです。
周りが気付く!チェックリスト
□ 遅刻(特に月曜日)・欠席が増えた
□ なんとなく元気がない、表情が暗い、顔色が悪い
- 周囲との会話が減った、昼食などでも1人でいることが多くなった
□ ボーっとしていることが多い
□ 服装に乱れがある
□ 仕事のミスが増える・能率が落ちる
□ 食欲がなさそう(あまりお昼を食べていない様子)
□ 身体の症状:頭重感、頭痛、めまい、微熱、吐き気などの訴えがあった
五月病の対策は、
最も取り組みやすい対策は、長期休み明けに、上司から積極的に声をかけることです
上司から声をかけられることで、職場に受け入れられている・自分も職場の一員として
認められている!と感じることができます。
ただし、頑張れ、誰にでもあること、気合が足りない など、安易な励ましや叱責は
厳禁です!!