日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。
1月度の衛生委員会の資料になります。
1月度のテーマは「花粉症にご注意を 2023年の飛散予測と対策」です。
皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、
業務に努めていただきたいと考えております。
ご安全に!!
2023年1月度
衛生委員会資料
産業医 山元 俊行
スギやヒノキなど植物の花粉が原因物質(アレルゲン)となり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといったつらい
アレルギー症状を引き起こす花粉症。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、患者数は年々増え続けています。
アレルギー症状が常に出続けることは、患者さんにとって大きなストレスとなり、集中力の低下など日常生活にも支障をきたします。症状の出方や重症度は個人によって異なりますが、早めに医療機関に相談して診断をうけることが大切です。
2023年の花粉飛散予測は、滋賀県は例年に比べ、やや多くなる予想です。昨年は飛散量が少なかったため、症状が軽かった方も多いと思いますが、今年は昨年より多い予想となっていますので、万全な花粉症対策が必要になるそうです。
対策としては、
1.外出時
花粉の付着をできるだけ防げる服装を心がけましょう。
〇メガネ、マスク、づばの広い帽子を身に付ける
〇毛足の長い衣装は避け、表面がツルツルとした素材の服を着用する
〇上着や長ズボンなどで肌の露出を少なくする
2.帰宅時
〇帰宅後は衣服や髪の毛から花粉を必ず払い落し、室内に持ち込まないようにする
〇手洗い・うがいを毎回行い、洗顔で顔に付着した花粉を落とす
3.屋内で
〇外に干した洗濯物や布団は外で花粉を払い落としてから室内に入れる
〇濡れ雑巾やモップなどで床拭き掃除をする
〇花粉の飛散量が多い日は、必要以上に窓を開けない
4.薬は早めに飲む
〇花粉が本格的に飛び始めるシーズンより前から薬を飲み始めると効果的です。毎年症状に悩まされている人は、早めに医療機関を受診し、薬を処方してもらいましょう。
NOPROホームページ 患者さん向け資料より改編して作成