2018年9月度 衛生委員会からのお知らせ

衛生委員会資料従業員 各位


日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。
9月度の衛生委員会の資料になります。

9月度のテーマは「日常の運動習慣について」です。

皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、
業務に努めていただきたいと考えております。

ご安全に!! 

平成30年9月度

衛生委員会資料

日常の運動習慣について

運動習慣の統計

平成24年国民健康・栄養調査の結果、運動習慣のある人の割合は、男性 36.1%、女性 28.2%でした。また、運動習慣のある人の割合は、男女とも60歳以上が、他の年齢層に比べて多いことがわかりました。(※ 運動習慣とは…1日30分以上、週2回以上、1年以上持続している運動)

60歳未満の運動習慣が少ない理由として、

運動習慣の必要性を感じていない。

運動習慣がある60歳以上の世代に比べて、60歳未満は体力や筋力の衰えを自覚しにくく、生活習慣病で治療を行っている人も少ないため、健康のために運動習慣が必要であると考えることが少ない世代です。

忙しくて、運動を習慣的に行う時間が無い。

20歳~59歳までの勤労世代の男性は、仕事が忙しく平日は習慣的に運動を行うことが難しい状況です。また、女性は仕事もしくは子育てを行っている世代であり、こちらも習慣的に運動を行うことは難しい世代です。

 

運動習慣の必要性

運動をすると、消費エネルギーが増えたり、代謝が良くなることにより、内臓脂肪が減少しやすくなります。その結果、血糖値や脂質異常、高血圧などが改善されて、生活習慣病の予防につながります。生活習慣病は、若いころの食生活や運動不足が、深く関与しています。生活習慣病になってから運動するのではなく、日頃から体を動かす習慣を身に付けておくことが大切です。

 

どのような運動をすればよい??

運動には、有酸素運動(ストレッチ、ウォーキング、ジョギング)と無酸素運動(筋肉トレーニング)があります。無酸素運動の筋力トレーニングでは、『糖質』をエネルギーとして利用します。
有酸素運動は、初めは『糖質』をエネルギーとして利用し、『糖質』が不足し始めると、『脂質』をエネルギーとして利用します。つまり、脂肪を効率よく燃焼させる為には、『糖質』を先に使う必要があるということです。しかし、初めから激しい筋力トレーニングを行っては、関節や筋肉を傷めてしまう可能性があります。
そこで、お勧めの順番としては以下のようになります。

軽いストレッチで、筋肉や関節の動きをほぐす。
②筋力トレーニングで、糖質を消費する。
③ウォーキングやジョギングで、脂肪を燃焼させる。
④軽いストレッチで、クールダウン。

 

仕事、子育て、家事、介護などに日々忙しくされていると思いますが、健康に年を取るためにも

是非、運動する時間を捻出し、運動習慣を身に付けましょう。

時間の使い方の最も下手なものが、まずその短さについて苦情をいう。ラ・ブリューエール