2024年9月度 衛生委員会からのお知らせ
従業員 各位

日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。

9月度の衛生委員会の資料になります。

9月度のテーマは「帯状疱疹」です。

皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、

業務に努めていただきたいと考えております。

ご安全に!!

2024年9月度

衛生委員会資料

産業医 山元 俊行

 

帯状疱疹―症状の特徴を知っておこう―

 

帯状疱疹ってなに?

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが帯状に生じます。顔面や目の周りにも現れることがあります。

痛みは人によって違いますが、夜も眠れないほど激しい場合もあります。

多くの場合は、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後も痛みが続くことがあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。

 

どんな人がなるの?

水ぼうそうになったことのある人なら誰でも帯状疱疹になる可能性があります。加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が発症の原因となります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。また、糖尿病やがんなどの免疫力が低下する病気が原因になることもあります。

 

予防法はあるの?

日頃から十分な休息をとりながら免疫力の維持を心がけ、免疫力を低下させる疲労やストレスのない規則正しい生活を送りましょう。また、最大の予防法はワクチン接種です。帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。それぞれ接種方法や回数が異なり、接種できない方もいますので接種にあたっては医師と相談してください。

 

 

日本医師会 健康プラザより引用